CDが単なる音楽メディアではなく“アート作品”としても愛されてきた理由。その核心にあるのが、ジャケットデザインというもうひとつの表現世界です。中身の音楽と密接にリンクしながらも、ビジュアルでしか語れない物語を映し出すこの表現手段は、今も多くのファンやコレクターを魅了し続けています。

たとえばピンク・フロイドの『狂気』や、宇多田ヒカルの『First Love』など、音楽史に残る名盤には必ずと言っていいほど印象的なジャケットがあります。それらは単なる「カバー画像」ではなく、アーティストの世界観やメッセージを視覚的に伝える重要な要素。時にはグラフィックデザイナーや写真家との共同作業で生み出され、その存在感は一枚のアートピースそのものです。

この視覚的体験は、サブスクやデジタル配信では代替できません。実際、ジャケットが美麗で保存状態が良好なCDは、中古市場でも高く評価される傾向にあります。特に初回限定盤や特殊仕様（スリーブケースや三方背ケースなど）のパッケージは、コレクターにとって非常に魅力的なアイテムです。

ROCKBLOWでは、ジャケットのコンディションをしっかり査定し、アートとしての価値も含めて高価買取を行っています。音楽だけでなく、その“ビジュアル・ストーリー”まで大切にしたい人にこそ、CDはふたたび注目されるべき存在です。

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