「中島みゆき」と聞いて、あなたは何を思い浮かべるだろうか。「時代」や「糸」のような優しく包み込むバラードだろうか。あるいは、失恋の痛みを切々と歌う姿だろうか。
もしあなたがロックファンで、彼女を「歌謡曲」の枠に入れて食わず嫌いをしているなら、あまりに勿体ない。断言しよう。中島みゆきは、日本屈指の「ロック・ミュージシャン」である。

咆哮するボーカルと、パンクな精神性

彼女の本当の魅力は、美しいメロディの裏にある「牙」だ。例えば『世情』や『ファイト！』を聴いてみてほしい。そこにあるのは、社会への違和感、理不尽への怒り、そして弱き者としての「抵抗」だ。
喉を引き絞るようなシャウト、唸るような低音。そのボーカルスタイルは、ジャニス・ジョプリンやパティ・スミスに通じる「魂の叫び」そのものである。バックバンドのサウンドも、時期によっては極めて重厚で、完全に洋楽ロックのグルーヴを体現している。

なぜ、今「CD」で聴くべきなのか

昨今はサブスクリプションで手軽に音楽が聴ける時代だ。しかし、中島みゆきの作品、特に初期?中期のアルバムに関しては、CD（フィジカル）で所有することに大きな意味がある。
彼女の言葉は「歌詞」というより「詩」だ。CDに付属する歌詞カードを手に取り、文字の配列や行間を目で追いながら、あの圧倒的な音圧を浴びる。この体験こそが、彼女の世界観に没入する唯一の方法だからだ。また、初期プレスのCDはマスタリングの音圧が現代とは異なり、ダイナミクス（音の抑揚）が活きた「生々しい音」が収録されていることが多い。

中島みゆきのCD、高価買取中

ROCKBLOWでは、そんな「ロックな中島みゆき」を再評価している。もし、あなたの棚に眠っている中島みゆきのアルバムがあるなら、ぜひ当店へ託してほしい。特に、旧規格の初期盤、紙ジャケット仕様、限定BOXなどは、コレクターズアイテムとして高価買取の対象となる。彼女の魂が刻まれたディスクを、その価値がわかる次のオーナーへと橋渡しをさせていただく。
「整理したいけれど、ただのリサイクルショップには出したくない」。そんなロックなこだわりを持つあなたからのご連絡を、心よりお待ちしている。

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